お約束
本ブログの性質上、改造記事などが多く存在します。
本記事を見て、行われた行為での損傷、故障等の損害は一切補償は致しません。
すべて、自己責任で行うよう、よろしくお願い致します。
こんにちは!今回はCF-W9のBIOSを改造して、SATAⅡに対応させてみようと思います!
このブログ恒例ですが、BIOSをイジルという大変リスクのある作業ですので、
自己責任でお願いいたします!
参考をさせていただいたのは、ちょっと古いPanasonic Let'snote再利用 Part.4です
用意するもの
<ハードウエア>
- Let's note本体(今回はCF-W9)
<ソフトウエア>
- AMI AFU For Aptio 4
- MMTool 4.50.0.23
- UEFITool_0.26.0_win32
- HxD(他のバイナリエディターをお使いの方は不要)
- AMIBCP 4.53.0050
STEP1:BIOSをバックアップする
AMI AFU For Aptio 4を使ってバックアップを取りますWindows環境下でバックアップを行う際は、afuwinの中の物を使ってください
32と64というフォルダがあるので、環境にあった方を開き
zipファイルを解凍後、AFUWINGUIx64.EXE or AFUWINGUI.EXEを実行してください
[OPEN]ボタンを押すと保存ダイアログがでるので、
わかりやすい場所にわかりやすい名前で保存しましょう。
バックアップが完了したら、次は加工に移ります。
STEP2:UEFIToolで抽出をする
UEFIToolを開き、バックアップしたBIOSを開きます「Ctrl+F」で検索画面を出し
「GUID」タブをクリックして
「899407D7-99FE-43D8-9A21-79EC328CAC21」と入力後
「OK」を押します
画面下部のMessageに表示された検索結果をダブルクリックして開いてみましょう
「899407D7-99FE-43D8-9A21-79EC328CAC21」を展開すると
「Commpressed section」が出てきますので
「Commpressed section」が出てくるので
「Commpressed section」の上で右クリック
「Extract body… Ctrl+Shift+E」を選択
適当な名前を付けて保存をします
UEFIToolは後に使うので開いておきましょう
STEP3:バイナリを書き替える
※普段お使いのバイナリエディターでも可能ですHxDを開き
先ほど抽出したファイルを開きます。
「Ctrl+F」で検索ウインドウを表示させ
「0100010100010101」と入力
「Hex-values」タブをクリックし、Search directionグループの
3つのラジオボタンの内「All」を有効化させます。
OKボタンを押すと検索ができます
検索箇所が選択されています。
一か所しかないことを確認するため、 「F3」キーを押します。
以下の画面が出れば大丈夫です
0100010100010101から0101010101010101に書き換えます
(全部01にする)
保存をします。(フロッピーボタンを押します)
STEP4:UEFIToolに書き戻す
先ほどの「899407D7-99FE-43D8-9A21-79EC328CAC21」の中の「Commpressed section」で右クリックをして、
「Replace body... Ctrl+Shift+R」を選択します
STEP3で作ったファイルを選択します。
うまくいくと、
「Commpressed section」Remove
「Commpressed section」Replace
という行が生成されます。
「File」からSave image file…を選択して
わかりやすい名前で保存しましょう
※BIOSの改変はここまで完了です!
以下の作業は確認になります
保存が終わると以下のアラートが出るので、
(開きなおすかの確認画面)
「Yes」をクリックします
正しく開けたら、Ctrl+Fで検索画面を出し
「899407D7-99FE-43D8-9A21-79EC328CAC21」で検索をして
899407D7-99FE-43D8-9A21-79EC328CAC21が一か所だけという事を確認しましょう。
一つだけという確認が取れたらSTEP4をおわります!
STEP5:BCPでの確認作業
AMIBCPを開きますフォルダマークをクリックして
STEP4で作ったBIOSファイルを開きます。
STEP4の改造したBIOSを開く
きちんと開くことができたらOKです!
STEP6:BIOSを書き込む
AUFWINGUIを開きます
OPENをクリックして改造したBIOSを開きます
Setupタブを開き、Miscellaneousグループの「Do Not Check ROM ID」に☑をいれます。
Block OptionsグループのProgram All Blocksに☑を入れ
充電がしっかりされている事。
AC電源が接続されている事を確認して「Flash」をクリックします。
Flash中は、マウス操作も不能になります
Verifyが終わって正しく書き込めたらBIOS画面を開いてみましょう
STEP7:BIOSを開き
デバッグタブを開き SATA Speed Selectionを選択
[1.5 Gbps]から[3.0Gbps]に変更して
F10を押し再起動します。
見ずらいので、加工しました
以上の操作で、SATAⅡになったはずです。
大変長い記事になってしまいましたが、
最後までお読みいただいてありがとうございました!
ではっ!
今回紹介した端末
コメント
コメント一覧
chunchunさん
喜ばしいご連絡ありがとうございます!
作業が無事に完了して安心しました!
今後ともよろしくお願いいたします。